今日火車切手に入れたばかりだからこのやり取りがあるのはきっとちょっとだけ先の話だけど、先に書いちゃう。 -------------------- 火車「あのさ」 脇差一同「「「？」」」 火車「あんた達…その、同じ刀派の刀とか、どう呼んでるの」 浦島「！　あー、俺は蜂須賀兄ちゃん、長曽祢兄ちゃんって呼んでる」 鯰尾「！　えーと、俺はいち兄って呼んでる。弟たちは薬研とかごことか、名前だけど」 治金「オレはだい兄（にーにー）とちい兄（にーにー）だよ」 篭手切「私は…きょうだいという認識があまりなくて、りいだあ以外は桑名さんとか、松井さんと」 にっかり「へえ、彼をなんて呼ぶかで悩んでるのか。可愛いね」 火車「…うっ」 肥前「あ？んなもん好きに呼びゃいいだろ？」 堀川「その『好き』で悩んでるからこそじゃない？なにせ相手は大倶利伽羅さんだし」 骨喰「そうだな。…しっくり来る呼び方を見つけるまでは色々試すというのも手だ」 泛塵「確かに、塵とは到底言えない重大な問題でもあるし。トライアンドエラーは大切だ」 物吉「ですよねー。んー。よし、先ず隗より始めよ、ですし、早速やってみましょうー！」 陸奥守「ごちそうさん！」 後家「今日の飯もおいしかったなー！」 大包平「だろう。この大包平がつくったのだからな！」 北谷菜「大包平は食材を丁寧に切ってくれるからなー。実休も！」 実休「そうかい？なんだか嬉しいな。今日は大倶利伽羅が切り方を教えてくれたんだ」 大倶利伽羅「フッ…ん？」 火車「…」（じー 一同「「「？？？」」」 大倶利伽羅「…なんだ」 火車「…そ、その」 脇差達（（（そわそわ））） 次郎「おおっなんだいおもしr…フグっ」 大千鳥（お前は余計な口出しをするな） 鶴丸「モゴモゴ」（おい待て俺はまだ飯を食い終わってないんだが？！） 五月雨「忍たるもの、危険の芽は早く摘むものです」 福島「あー、こりゃ遠くから眺めるのがよさそうだね」 清麿「だね」 火車「…あの、」 大倶利伽羅「なんだ。言いたいことがあるなら遠慮せずに言え」 火車「…」 大倶利伽羅「…」 火車「……に、兄ちゃん」 ｽﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｰｰｰｰﾝ 博多「どげんしたと？！凄い音がしたとよ？！」（襖スパーン へし「ガスボンベでも爆発させたか？！」（襖スパーン 小烏丸「皆無事か！？この父がとくと来たぞ！…ん？おお？？？」 後藤「な、何みんなぶっ倒れてんだよ？！」 まんば「兄弟！兄弟しっかりしろ！説明してくれ！！」 堀川「むり…とうとい…」（パタッ 稲葉「五月雨！お前まで何故こんなことに？！」 五月雨「思ひおく…言の葉なくて…つひに行く…道は迷はじ…なるに…まかせ…て…」（バタッ 長曽祢「陸奥守！何拾い食いした？！」 陸奥守「こじゃんと…甘あ…」（バタッ 一期「鯰尾！骨喰！ああっそんな安らかな顔で！？」 鯰尾「ちょっと…破壊力見誤った…なー」（バタッ 骨喰「いつぞやの…ブーメラン…だ」（バタッ 宗三「ちょっと実休、まさか変なもの入れてませんよね？！？！」 実休「勿論だよ。しかし"あれ"は下手な毒よりずっと劇薬だね」（ニコニコ 宗三「あれ…？…とは？」 火車「…やっぱだめだよね、ごめん！」 大倶利伽羅「…火車切」 火車「…はい」 大倶利伽羅「もう一度呼べ」 火車「…え、でm」 大倶利伽羅「呼べ」（圧） 火車「………兄ちゃん」 ｽﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｰｰｰｰﾝ へし「…畜生、これ、は…」（バタッ 次郎「」（声も出せずに痙攣 小烏丸「ほうほう、成程の。これは愛いものよな」（ニコニコ 実休「だよね？心がとても温かくなるよ」（ニコニコ 大包平「貴様ら…なぜこれを食らって…平然と…いられる…」 宗三「これが…格の違い…ですか…」 清麿「お、大倶利伽羅も…なぜ繰り返したんだ…い…」 肥前「くそっ…好きにさせちゃいけなかった…かよ…」 鶴丸「福島…見えるか…伽羅坊の背中に…文字が…」（ずるずる 福島「ああ…見えるさ…『我は守護者なり』ってな…」（ずるずる かくして当本丸に多大な被害をだした一件だったが、その後も火車切の行くところで被害は出続けるのであった。まる。

大和守「ねえねえ、肥前」 肥前「あ゛？」 大和守「主の部屋の前の笹に短冊吊るしてあるあれ、肥前書いたの？」 肥前「知らねえよ、どれだよ」 大和守「『夕餉は山盛り唐揚げ』ってやつ」 肥前「！…」 大和守「…」 肥前「…」 （無言で握手） 肥前「…ってかなんでそんなとこに吊るすんだよ裏庭に全員分吊るすじゃねえのかよ…」（耳まで赤い 大和守「主が『誰のかわからないけどめっちゃ琴線に触れた』ってピックアップしたって」 肥前「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛？？？？？？？」 大和守「まあいいじゃん。唐揚げは正義だし」 肥前「…まあな」 治金丸「でもって速攻主命発動して、急遽今日の晩ご飯は唐揚げ祭りだって。いつもの一人5個制限じゃないらしいよ」（ひょこ 肥前「よっしゃあ！！」 大和守「ナイッスああ！！」 治金丸「やったよね～～。じゃあ鶏皮は全部取ってもらわないとだ」 肥前「あ゛？」 大和守「あ゛？」 治金丸「えっちょっと！？なんで二人で同じ顔で凄むのさー！？」 肥前「当ったり前だろ！？鶏皮はついててナンボだろうが！」 大和守「あのサクサクの衣の次に出てくるむっちり鶏皮の魅力がわからないとか全っ然ありえないんですけど！？」 治金丸「あはは、ちいにーにーの料理スキル舐めちゃいけないよ？」 肥前「ぁ゛？」 大和守「ぁ゛？」 治金丸「鶏料理で余った鶏皮に塩味つけてカリッッッッッカリに揚げたせんべいにして黒胡椒振って食べさせてくれるんだよ。揚げ物進めつつ」 肥前「…」 大和守「…」 治金丸「ビールにも泡盛にもあうし、もちろんそのままおやつにしても美味しいし」 肥前「ぁぁ…」 大和守「ぉぉ…」 治金丸「晩ごはん手伝いがてらつまみ食いで揚げたて食べたらものによってはむちむち鶏皮も味わえるし」 肥前「…」 大和守「…」 治金丸「…」 （3人でハイタッチ） 肥前「行くぞオラァ！！」 大和守「食ってやるよ鶏皮ちゃん！！」 治金丸「いいねいいね～せっかくなら飲みながら揚げたいな」 肥前「待て、おれはともかくコイツには飲ますな」 大和守「うん。僕はだめ。多分油に飛び込む」 治金丸「自信満々に言わないでよｗｗ」